このような時、わたしは古典を読むことをすすめます。
たいせい
何百年もの間、大勢の人たちの手を通って、長々と受けつがれてきた古典には、決して悪いものはありません。
ベストセラーといわれるものなどより、ずっと安心して読むことができます。古典が書かれた時代を理解することを忘れなければ、それ(D)は現代においてもたいへん意義深いものとなるでしょう。 問題
41.(A)の?本の洪水?とは、次の中のどれのことか。 ①□出版されている本は数多い。 ②□手に入れやすい本は数多い。 ③□よまれなければならない本は数多い。 ④□よんでしまった本は数多い。
42.読む本の選び方として、筆者が一番良いと思うのは次の中のどれか。 ①□手に入れやすい本 ②□全部の本 ③□ベストセラー ④□古典
43.(B)の?手当たりしだいに?とは、次の中のどれか。 ①□くりかえして比較し、注意深く選択する。
②□どれがいいかと選ばないで、目に付き手に触れるものは何でも。 ③□心をこめて、丁寧に選ぶ。 ④□深く考える。
44.(C)の中に入れるのに、最も適当な語句は次の中のどれか。 ①□そこで ②□それに ③□あるいは ④□しかし
45.(D)の?それ?は、次の中のどれをさしているか。 ①□古典
②□古典が書かれた時代
③□古典が書かれた時代を理解すること ④□古典を読むこと
A10 わたしたちの体の表面をおおっている皮ふは、わたしたちの体を守るのにたいせつなはたらきをしています。
いた
も
さいほうをしていて、うっかりはりをさすと、痛いと感じるでしょう。また、燃えているストーブにふれると、熱いと感じます。氷にふれれば冷たいと感じますし、何かにさわれば、さわったという感じがします。(A)皮ふには、外部からのいろいろなしげきをすばやく受け取るはたらきがあります。
しんけいじゅようき
外部からのしげきを受け取るのは、皮ふに来ている神経の末たんの部分です。この部分は、受容器といって体じゅうの皮ふの中に、ごく小さい点のように散らばっています。受容器は数え切れないほどたくさんあって、いろいろなしげきを分業で受け取ります。痛さを受け取る点、熱さを受け取る点、冷たさを受け取る点、さわったという感じを受け取る点というふうに、みな受け持ちが決まっているのです。
のう
受容器が受け取ったしげきは、神経を通って脳に伝えられ(C)ます。すると、脳が、痛いとか熱いとか冷たいとかさわったとかはんだんするのです。これ(B)を感覚とよんでいます。 問題
46.(A)の中に入れるのに最も適当な語句は次の中のどれか。 ①□しかし ②□このように ③□それに ④□また
47.受容器に関する説明で、正しくないのは次の中のどれか。 ①□受容器は神経の末たん部分である。 ②□受容器はごく小さい点のようなものである。 ③□受容器はたくさんある。 ④□受容器は脳の中にある。
48.(B)の?これ?は、次の中のどれをさしているか。 ①□受容器が受け取ったしげき ②□神経の末たんの部分
③□脳は神経を通って受け取ったしげきに対してはんだんすること ④□皮ふにいろいろなはたらきのある受容器
49.(C)の「られます」という意味のうえで同じ使い方のものは次の中のどれか。 ①□社長はあすインドから帰国される。 ②□祖母の心づかいが感じられる。 ③□ときどき父に叱られる。
④□それは旅客を百人も乗せられる大型バスだ。 50.この文章で一番言いたいことは次の中のどれか。 ①□皮ふは体の中でもっとも敏感な部分である。 ②□皮ふはわたしたちの体を守るはたらきをしている。
③□皮ふがいろいろなしげきを感じることができるのはとても不思議である。 ④□体中に神経末たんが散らばっている。
B1 「はじめてなにかを発明した人、というと、よく中国人がでてくる」
ぶんめいひひょうか
アメリカの文明批評家バン?ルーンは、こういっている。
ばんかやく
かつじいんさつじゅつ
そういえば、紙?らしん盤?火薬など、中国人の発明は多い。活字印刷術も、いちばんはじめに発明したのは中国人だ。
もくはん
はん
木版は、いちど版を彫ると、あとからなおすことができない。また、その版を他の本にも使うことはできない。
かつじ
かつじ
(A)一字一字をほりつけた「はんこ」のような「活字」をたくさん用意しておいて、一字一字、、活字をひろって
ぶんしょう
はん
す
文章を組み立て、一ページの版をつくって刷ったほうが、ずっと便利だ、と考えた人びとがあらわれるようになった。
かつじいんさつ
活字印刷は、活字が間違っていれば、さしかえることができる。また、いらなくなれば、ばらばらにして、ほかの
ぶんしょう
かつじ
文章を組むこともできる。「活字(生きている字)」という言葉は、このように、同じ字を何回もくりかえして使えるところからきたのだ。
ほくそう
けいれき
ヒイジュン
中国にあった北宋の慶暦年間に畢昇という人は、「にかわ」をまぜてどろをかため、それに文字をきざんで
とうせい
かつじ
かつじいんさつじゅつ
やきあげ、陶製の活字を作った。これ(B)が活字印刷術のはじめだ。
かつじいんさつじゅつ
とうせい
かつじ
だが、ざんねんなことに、中国では、活字印刷術はそだちにくかった。陶製の活字は、すみのつきがわるく、
てきとう
かんじ
えいご
ほかに適当なインクもなかった。もうひとつやっかいなことには、中国の漢字はあまりにも数が多すぎた。英語な
おおもじ
こもじ
ようい
ら二十六の大文字と小文字とを用意すればよいが、何万字もある漢字の活字をそろえておくことは、あまりにも
ひよう
費用がかかった。
ヒイジュン
とうかつじちょうせんちょうせんじんかいりょうどうかつじ
畢昇の陶活字はすぐに朝鮮に伝わったが、朝鮮人はそれを改良して、銅活字を発明した。ヨーロッパで
かつじいんさつじゅつ
せいき
活字印刷術が発明される二世紀もまえのことだ。 問題
1.(A)の中に入れるのに最も適当な語句は次の中のどれか。 ①□しかし ②□そこで ③□それに ④□また
2.(B)のこれは、次の中のどれをさしているか。
①□畢昇のこと ②□にかわ ③□陶製の活字 ④□木版
3.活字のいい点について、正しいのは次の中のどれか。 ①□かんたんに作れる。 ②□時間も費用もかからない。 ③□すみのつきがいい。
④□一つの字を何回もくりかえして使える。
4.中国では活字印刷術はそだちにくかったとあるがその一つの原因として、次の中のどれか。 ①□中国の漢字が多くて、一つ一つ作るのは面倒くさかったから。 ②□中国の漢字が多くて、一つ一つ作るのは時間がかかったから。 ③□中学の漢字が多くて、全部そろえておくと、あまり費用がかかったから。 ④□字の読める人はそんなに多くなかったから。 5.銅活字を発明した人は次の中のだれか。 ①□アメリカ人 ②□中国人 ③□朝鮮人 ④□ヨーロッパ人
B2 こま
「日本人は、どうも、抗議する義務を知らないから困る。」といった友人があった。何か不正なことがあったとき、
けんり
それに抗議を申し込むのは、権利ではなく義務だというのである。これはなかなか味のある(A)ことばである。 例えば、電車に乗る場合に、乗客が長い列を作って待っている。やっと電車が来て、乗客が順々に乗り込む。
わ
そのとき、わきからその列に割りこんで、電車に乗ってしまう人がよくある。そういうときに、わきから一人ぐらい割り
もくにん
こんできても、ちょっといやな顔をするくらいで、そのまま黙認してしまうことがある。
もっきょ
こういう場合は「横から割りこんではいけません」と、抗議を申しこむべきである。それをずるずるに黙許してしま
どうとくてき
ざいあく
しょうち
うことは、一つの道徳的な罪悪(B)であることを、よく承知すべきである。ひとりぐらいのことにむやみとやかましく
ひじょう
りこ
言うことを、なんとなくはしたないなどという問題ではない。じつは、非常に利己的な考えが、その人(C)の心のそ
いしき
こに意識されないでひそんでいるのである。
わもっきょ
というのは、わきからだれかが割り込んできても黙許してしまうのは、自分もその人(D)について電車に乗りこめ
かぎ
こうぎ
ることが明白な場合に限るからである。もし、その人が乗ったら自分が乗れなくなる場合だったら、おそらく抗議
ひがい
を申し込むにちがいない。それをずるずるに黙許するのは、被害が自分におよばないからである。しかし、そのために、だれか、とり残される人が出てくるかもしれない。そうすると、その人は、次の電車まで、長い間待たなければならないのである。
けんり
ぎむ
したがって、この場合、抗議することは、権利というよりも義務である。 問題
6.(A)の「なかなか味のある」とは次の中のどれか。 ①□非常におもしろい。 ②□非常においしい。 ③□非常に意味深い。 ④□非常におかしい。
7.(B)の「一つの道徳的な罪悪」とは、次の中のどれか。 ①□他人のことをかってに干渉しては、よくないこと。 ②□被害が自分におよばないと思い、非常に利己的な考え。 ③□他人のことをやかましく言うと、きまりが悪いといわれること。 ④□他人のことをむやみに言うと、にくまれるおそれがあること。 8.(C)の「その人」とは次の中のだれをさしているか。 ①□電車の中の乗客の一人 ②□黙許してしまった人 ③□わきから割りこんできた人 ④□電車に乗り込めなかった人
9.(D)の「その人」とは次の中のだれをさしているか。 ①□黙許してしまった人 ②□わきから割りこんできた人 ③□とり残された人 ④□電車の中の乗客の一人
10.筆者が一番言いたいことは次の中のどれか。 ①□抗議することは権利である。 ②□抗議することは義務である。 ③□抗議することはよくないことである。 ④□抗議より黙許すべきである。
B3 ①火を自分のものにすることができるようになってから、人のくらしは、それまでとどう変わってきたのでしょうか。
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